肺炎球菌ワクチン。
令和8年4月から、定期接種(公費)で使用される肺炎球菌ワクチンが、「莢膜型23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)」から「結合型20価肺炎球菌ワクチン(プレベナー20)」に変更されました。(吹田市ホームページ)
肺炎球菌は、肺炎だけでなく髄膜炎、敗血症などの原因にもなり、重篤な症状を引き起こすことが知られています。

成人が日常でかかる肺炎の原因菌として、肺炎球菌が一番多い(25%~40%)と言われています。
2023年の人口動態統計(厚生労働省)によると、肺炎は日本人の死因第5位となっており、肺炎で亡くなる方の97.8%が65歳以上であることから、特に65歳以上の方は肺炎球菌などによる肺炎を予防することがとても重要になります。
令和8年3月まで定期接種に用いられていたニューモバックスNPは5年ごとの接種が推奨されていましたが、4月以降使用されるプレベナー20は、免疫記憶効果があるため、1回接種でより長期にわたる効果の持続が見込まれます。
ワクチンの単価が上がるため、吹田市の場合、定期接種の費用も2,000円(ニューモバックスNP)から6,000円(プレベナー20)に増額となりました。
なお肺炎球菌ワクチンとしては、プレベナー20よりもより有効性の高い「21価肺炎球菌結合型ワクチン(キャップバックス)」を選択することもできます。
キャップバックスは定期接種に設定されていませんので、任意接種(自費)となります。
※肺炎球菌ワクチンリスト(接種費用)
(定期接種)プレベナー20 (6,000円)
(任意接種)ニューモバックス(8,000円)
(任意接種)プレベナー20 (11,000円)
(任意接種)キャップバックス(14,000円)
当院でお取り扱いしているワクチンは当ホームページの診療案内「各種ワクチン」に取りまとめています。

肺炎球菌ワクチンをうまく利用して、肺炎球菌による肺炎などの感染症を未然に予防し、重症化を防ぐようにしましょう。