院長だより

日本循環器学会学術集会2024。

第88回日本循環器学会学術集会に参加しました。

昨年は福岡開催でした(昨年の参加報告はこちら)が、今年は神戸大学主幹のもとポートアイランドで開催されました。

神戸大学は私の出身校で、大会長をされた神戸大学医学部循環器内科学 平田 健一 教授の講義を受講したのが懐かしく思い出されます。

今回は3日間開催されたなか最終日の日曜日のみの参加となりましたが、朝早くから大勢の参加者が集まり活発な議論が交わされていました。

循環器内科領域では国内最大規模の学術集会で、展示ブースも大きく、コロナ流行からの規制緩和も背中を押して大変賑わっていました。

屋外ブースとなった市民広場でも会場が設営され、なでしこレジェンドの澤 穂希さんのトークショーなんかも開催されていました。

循環器内科医、心臓血管外科医が参加者の中心ですが、コメディカルにも広く呼び掛けており、看護師、理学療法士、臨床検査技師など多職種が参加しています。今回は当院からも理学療法士の妹尾さんに初めてご参加いただきました。

今回私は演題発表はありませんでしたが、演題査読者の立場で学術評価にも携わらせていただき、貴重な経験ができました。

最新の知見、世の中のトレンドをしっかりと吸収し、こういったイベントへの参加経験を患者さんに還元できるよう、頭のなかを整理して日々の診療に活かしていこうと思います。