発熱外来とコロナ感染の状況。
令和5年5月8日より、当院でも発熱外来を開設しています。
発熱を伴う風邪症状(のど痛、咳、痰など)のある方は、ご来院いただく前にお電話(06-6368-6300)をください。
院内での感染予防対策の一環として、混雑状況に応じてご来院いただく時間を調整させていただき、正面玄関横の待機スペースで問診、検査を受けていただくようご案内させていただいています。
当院では鼻腔での迅速抗原検査を用いてSARS-CoV2(新型コロナウイルス)、インフルエンザのスクリーニング検査をさせていただき、検査結果に応じて対処させていただいています。
5月8日~5月31日のあいだ、発熱外来にご来院いただいた患者さんは18名(18歳~81歳、50歳代が6名で最多)でしたが、14名がコロナ陽性で、他の4名はコロナ・インフルエンザともに陰性でした。38.0℃以上の発熱があり、症状が24時間以上経過している患者さんは、ほぼ皆さんコロナ陽性でした。
行政・保健所による新型コロナウイルス感染者数の全数把握は終了していますが、発熱外来の受診患者数、新型コロナウイルス感染症の検査実施数などは、日次報告で毎日厚生労働省に報告をしています。また外来診療のひっ迫状況などは、同じように週次報告をしています。
厚生労働省への報告だけではコロナ陽性患者数のモニタリングはできないのですが、大阪府医師会は別にコロナ陽性患者数を毎日集計しており、こちらにも並行して日次報告をしています。大阪府下およそ400前後の医療機関が報告をしており、毎日300名前後、検査実施者数の3分の1程度の陽性者が見られます。今のところ陽性者数は増えもせず、減りもせず、横ばいで経過している模様です。
大阪府医師会はホームページで集計結果を公表しています。
新型コロナウイルス陽性の患者さんは、発症日を0日として5日間経過し、かつ、症状が軽快後24時間経過するまでは、外出を控えることが推奨されています。
新型コロナウイルス感染症の話題はあまり報道されなくなってきていますが、かかるとやはり発熱したり体調を崩されている方はいらっしゃいますので、手洗い・うがいなど最低限の感染予防策はとりながらすごすようにしましょう。