院長だより

カルシウムセンシタイザーリサーチミーティング。

先日、日本心臓血管麻酔学会第28回学術大会で共催された、第2回カルシウムセンシタイザーリサーチミーティングという研究会で、大阪大学循環器内科で取り組んでいる臨床研究についてWeb発表する機会をいただきました。

この研究会は、東京慈恵会医科大学 心臓外科学教授の國原 孝 先生が、レボシメンダンという強心薬を日本に導入する下地を作るために昨年立ち上げられた研究会ですが、我々大阪大学循環器内科が同系統の治療薬であるピモベンダンを用いた臨床研究に取り組んでいることをご評価いただき、第1回に続いて発表する機会をいただきました。

國原先生ご本人から医院にわざわざ打診のお電話をいただいて、ちょっとびっくりしたのはここだけの話です(笑)。

今年は医院を継承したばかりで日常診療に注力している反面、学会活動は精力的には行えていませんが、自分自身の取り組みを報告する機会をいただけることは、大変ありがたいものです。

研究者同士がディスカッションすることで新しい課題やアイデアが見つかっていきますが、こういった研究会を通じていただける指摘は大変貴重なものなので、うまく今後の展開に活用していくことができればと思います。