院長だより

発熱外来の動向(5月~8月)。

令和5年5月8日に新型コロナウイルス感染症が2類相当から5類に移行後、当院でも発熱外来を続けています。
先週までに167名の患者さんにご来院いただきましたが、コロナ陽性が113名、インフルエンザ陽性が6名いらっしゃいました。
コロナ感染についてはほとんど報道されなくなってきていますが、極端な増減はなく経過しているように感じます。

1週間ごとの発熱外来患者さんの数を振り返ってみると、何週間かごとに増える波がある様子。
お盆休みがどこにあったのか分からないような経過ですので、全体的には少しずつ増えているのかもしれません。
また近隣の小学校でインフルエンザによる学級閉鎖があったようですが、夏場の発熱外来でもインフルエンザ陽性の患者さんが何名かいらっしゃいました。

いずれにしても、手洗い、うがいといった感染予防のための標準予防策は依然必要であるように感じます。
注意し続けることの負担は決して小さくありませんが、ワクチン接種だけでなく、普段からの体調管理を大切にしていきましょう。